お茶の保存方法
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お茶
の
保存
方法
お茶
は鮮度が第一。せっかくの新鮮でおいしい
お茶
を、間違った
保存
方法で味を劣化させてはいけません。ここでは、正しい
お茶
の
保存
方法を紹介します。ぜひ参考にして、できるだけ長くおいしい
お茶
を楽しんでください。
茶葉は、開封後からすぐに劣化が始まります。特に酸素、湿気、光(紫外線)、熱、臭いなどはお茶の大敵。茶葉の劣化に対する各環境要因と、それらが及ぼす茶葉の成分変化と影響を簡単に表にまとめてみましたので、まずは以下を参考のほど。
環境要因
成分変化
影響内容
酸素・湿気
カテキン類、脂質、
カロチノイド類の自動酸化
・ビタミンCの酸化など
酸素により茶の様々な成分が酸化し、茶葉は赤くなり、
水色
、
滋味
、
香気
に大きく影響。湿気は酸化を促進する。
光(紫外線)・
熱・臭い
クロロフィルの退色など
紫外線により茶葉の緑色の主成分であるクロロフィル(葉緑素)の退色により茶の
色沢
、
水色
に影響。紫外線、熱は酸化を促進する。
劣化対策としては、これら大敵からお茶を守ることが、お茶の変質を防止することになります。ポイントは以下の通り。
気密性の高い容器に入れて、冷暗所に保存する。
一度開封したお茶は夏は半月、冬は1ヶ月程度で飲みきる。
冷蔵庫に入れる場合は要注意。
酸素はお茶にとって一番の大敵。酸素によってカテキンは酸化され、ビタミンCも酸化によって分解されるので、お茶の水色、滋味、香気、色沢のすべてに影響します。
気密性の高い容器に入れて、冷暗所に保存
しましょう。口をしっかり閉じて、包装を二重にするなどの工夫も良いです。
嶋津商店の茶袋と包装方法
嶋津商店では通常の茶袋は
ガスアルミナイロンフィルム袋
を、茶缶の中袋には
ガス蒸着ナイロンフィルム中袋
を使用。
多層フィルム構造で外気、湿気、光を遮断
し、茶葉の変質、変化を防ぎます。
また、ナイロンフィルムを使用することにより、真空減圧時の茶葉の尖端によるピンホールに対する耐久性も保持しています。
嶋津商店では、容器内を真空にして一旦空気を除き、窒素ガスを供給する
窒素ガス置換包装
を採用。お茶の大敵である酸化を防ぎます。
お茶は鮮度が第一。上級なものほど味の変化は早いです。
保存
方法を工夫することはもちろん大切ですが、茶葉が劣化する前に飲みきることも重要です。一度開封したお茶は夏ならば半月、冬は1ヶ月程度で飲みきりましょう。
上にも書きましたが、
開封後、夏ならば半月、冬は1ヶ月程度で飲みきり、また飲みきらなくても、気密性の高い容器に入れて冷暗所に保存すれば、冷蔵庫に入れる必要はありません
。どうしても冷蔵庫で保管したい場合は以下の2点に注意を。
1つは、お茶は乾燥剤、脱臭剤になるほど湿気や臭いを吸着します。冷蔵庫の他の食品から出る様々な臭いを吸着しないよう、口をしっかり閉じ、包装を二重、三重にする必要があります。
もう1つ、冷蔵庫から出して開封する際に注意が必要。特に夏場、冷たいままで開封すると空気中の水分が冷えたお茶の表面に結露して、お茶を湿気させる最悪な条件を作ってしまいます。開封する前に、夏なら半日、冬でも2〜3時間は室温に近づくのを待ちましょう。
嶋津商店の茶専用冷蔵庫
嶋津商店では茶専用の冷蔵庫でお茶を
保存
しています。温度0〜5℃、相対湿度45〜55%のもと、 すべて窒素ガス置換包装してあるため、一年を通して安定したお茶をお届けできます。
冷蔵庫には茶以外のものが無いので臭いが付くことはなく、冷蔵庫から出した際の結露対策は当然行っています。
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